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【テイスト】ラグジュアリー系—エルメス(HERMES)


若い方からオトナの方まで幅広い年代の女性を魅了し続けるエルメスは、パリ発祥のハイブランド(高級ブランド)。

ケリーやバーキンなど「バッグ」というイメージが強いですが、腕時計ブランドとしてのエルメスは「気軽にいいものが楽しめる」という魅力があります。

大型帆船の船窓をイメージしたスタッズベゼルが特徴的で、エルメスの中でも特に人気・有名なモデル。ほどよいカジュアル感がありつつ、飽きのこないシンプルで洗練されたデザインが魅力です。

フェンディ パック
エルメスを象徴する「H」マークをケースにあしらったドレスウォッチモデル。日常使いからドレッシーまで幅広いシーンにマッチして、着こなしをスタイリッシュに演出します。

 アルソー(ARCEAU) 

エルメスで初めて作られたモデルであり、洗練されつつ控えめな高級感が漂う定番モデル。最高品質の革と時計を結ぶ象徴的な1本。

オシャレにエルメスのバーキンを持つ 3つのポイント

以前「シーン別で選ぶエルメスのバーキン」について、説明させて頂きました。その際は、”シーンを切り口とした、それぞれに合うバーキン”について記載しました。
今回は、バーキンを持つ際に気を付けたいポイントを3つにまとめました。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
① 今日のコーディネイトの主役は バーキン
ココ・シャネルの言葉に
「ファッションは建築。全体のバランスが大切である」
とあるように、全体の調和を意識した方が格段にオシャレに見えます。
つまり、バーキンに負けないような主張が強いアイテムで身を固めるのではなく、バーキンが主役になるように、シンプルなコーディネイトを選んだ方が、上品にまとまるはずです。
② ツイリースカーフを持ち手に巻く

ここ3年くらいの間に、急速に普及したアレンジ方法です。
10年くらい前は、持ち手の付け根にリボン風に結んだりする方が多かったですが、
現在では、持ち手に付着する汚れを防ぐ効果もあり主流になっています。
また、ツイリースカーフを選ぶポイントは、バッグとスカーフの”補色”と”色相”のバランスが大切です。
■ 補色(色相環図で対となる色)
例:イエローとブルー、グリーンとパープル
■ 色相(同系統の濃淡)
例:イスブルーと呼ばれる白に近いブルーと、ミッドナイトブルーと呼ばれる濃紺
どちらも、それぞれを引き立たせる要素です。
この2つのポイントを頭に入れて、お気に入りのカラーを選んでみて下さい。
似たようなトーンを選んでも、染み過ぎてワンポイントのアクセントにならないため、少し冒険してみるのも良いかもしれません。
③ カジュアルスタイルには、蓋を隠してみる

バーキンといえば、エレガントなバッグというイメージが強いですが、本来はたくさんの荷物を入れることができるように設計されています。
つまり、ドレスやワンピース以外のファッションでも持つことができるアイテムと言えます。
実際に、35㎝以上の大き目のサイズを、デニムパンツや白いTシャツなど、あえてカジュアルなコーディネイトで持つ女性も多く見受けられます。そのときに、ちょっとした” 小慣れ感 “を出すのであれば、蓋を内側にしまってみてはいかがでしょうか。
オープントートの様なイメージで持つことができるため、バッグだけエレガントで浮いてしまう、ということがなくなります。また、中身を出す際、開閉の手間も省けます。
ただし中身が見えてしまうため、所持品を整頓しておく・バッグインバッグを活用するなど、少しの配慮は必要です。
「カジュアル」と「だらしない」は、全く違うものなのです。
最後に
オシャレの語源は、
・気配りができる
・垢抜ける(素人ぽくない、野暮ったくない)
などの意味を持つ「戯れ」が語源と言われています。
つまり、流行やコーディネイト全体のバランス、だらしなく見えないか気を配ること、また型にとらわれ過ぎず遊び心があることも大切です。
バーキンだけでコーディネイトは完成しません。おおざっぱな印象を与えない使い方や、他アイテムとの合わせ方にも気を配ることで、ワンランク上のオシャレな女性に見えるのではないでしょうか。

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